おふたりが初めて名古屋栄店にお越しいただいたのは10月頃でした。
ハワイアンジュエリーのご結婚指輪をお探しで、新婦様がMAILEの雰囲気を気に入って下さりご来店下さいました。
実際にリングをご覧になられ、デザインも気に入って頂き、マリッジリングが出来上がるまでのリングとして先にシルバーの地金にてペアリングをお作りくださいました。
シルバーリングの仕上がりにもお喜び頂き、「同じデザインで結婚指輪も作りたい」と仰ってくださり、その後春ごろに再度ご来店下さり念願のご結婚指輪をオーダー頂きました。
ご結婚指輪にお選びいただいた地金のお素材は純白に輝く「プラチナ950」。
変色や変質に強く、長年ご使用いただいてもその美しさが色褪せることはありません。
またリングのお幅・形状はおふたりお揃いで彫りのデザインをしっかりお楽しみいただける5mm幅、形状は丸みのあるバレルをお選び頂きました。
樽を意味するバレルは樽の中で願いを熟成して叶えてくれると云われています。
ハワイアンジュエリーは、代々受け継がれる家宝とされており、デザインやモチーフ一つ一つに意味があり、そのデザインにはそれぞれの想いや願いが込められています。
お選びいただいた手彫りのデザインは、”永遠に受け継がれる想い”という意味のある波のデザインの「HERITAGE(ヘリテイジ)」。
絶え間なく続く波は永遠の象徴とされており、ジュエリーに込めた想いが永遠に続きますようにと願いが込められています。
デザインの表面加工には、新婦様は波の背中にギザギザの加工が施された「リーグル」を、男性様はツヤを抑えた「マット」加工をお選び頂きました。
デザインのお揃い感はしっかりありながら、おふたりそれぞれのお好みに合わせたリングになりました。
リングの表面の中心には、2匹のウミガメ「ホヌ」が、お互いに交換された守護石のお誕生石を寄り添いながら挟むような特別感のある配置をお選び頂きました。
新婦様は、天然石とリング幅とのバランスにこだわりながら、通常よりも大きいカラットの0.05ctの「ムーンストーン」、新郎様は「エメラルド」をセッティング。
2匹のホヌがまるでいつも仲良しのお二人様のように寄り添っているデザインで、かわいらしさと美しさのある一層特別なマリッジリングに仕上がりました。