はじめておふたりとお会いしたのは2023年の3月。
お母様から譲り受けた大切なダイヤモンドを用いて、結婚10周年のアニバーサリーリングとしてリメイクしたいと元町店にご来店くださいました。
たくさんのサンプルリングをご覧頂いた中からお選びいただいたのは、ダイヤモンドを埋め込む形の「トゥルーレイ」。
高さを抑え普段使いがしやすく、ハワイアンジュエリーの手彫りがより生き生きと映えるしっかり幅のあるリングとなっております。
今回お持ち込み頂いたダイヤモンドは、存在感あふれる0.6ct。
ダイヤモンドのカラットを考慮して、既存の「トゥルーレイ」のリング幅を今回特別にアレンジし、ダイヤモンドセッティング部分の幅を6㎜に、そこから手のひら側に向かって既存のデザイン幅の4㎜までだんだんと細くなるように、スペシャルデザインで製作を進めさせて頂きました。
手彫りのデザインには、お母様から受け継いだダイヤモンドをあしらったリングと相性抜群の「ヘリテイジ」、主石のダイヤモンドの両サイドには「プルメリア」をお選びいただきました。
プルメリアの中心にセッティングされているダイヤモンドも深澤様にお持ち頂いた0.03ctのメレダイヤモンドとなっております。
そして、深澤様のこだわりポイントはリング側面にも。
ダイヤモンドの高さに合わせ、また着け心地ががより滑らかになるように、リングの厚みが4㎜厚から徐々に1.7㎜厚になるように制作させて頂きましたので、側面にも手彫りを入れることで、華やかな印象に。
ハワイアンジュエリーの手彫りと、大切なダイヤモンドがお互いに照らされ、より一層輝きを放つスペシャルなアニバーサリーリングが完成いたしました。