大切なお母様を偲び、想いや愛をいつまでも身近に感じることが出来ますように…との思いから、肌身離さず身に着けることの出来る“メモリアルジュエリー”をご検討されていた古屋様。
この度、ご遺骨を納めた“メモリアルリング”をオーダーに、娘様のご提案でマイレ銀座店へご来店頂きました。
古屋様がお選びいただいたリングは、異なる地金を二層に重ね合わせ、2色のカラーを楽しめる「ツートーンリング」です。
いずれは娘様にリングを受け継いでいかれたいとのことで、古屋様と娘様お二人それぞれのお好みを生かして、地金のお素材でトップは鮮やかなグリーンゴールド、ベースは肌馴染みの良いピンクゴールドをお選びいただきました。
手彫りのデザインは「聖なる繋がり・魔除け」という意味が込められた「マイレリーフ」。
マイレの葉は、古来より神々が宿る神聖な植物として大切にされており、双葉が寄り添い成長する姿から家族の絆を象徴しています。
ペリドットは、太陽のように暗闇を吹き飛ばし、神々しい光が魔除けや気持ちを前向きにする力が宿る「太陽の石」と呼ばれています。
お母様から娘様へと受け継がれる家族の絆を表現したマイレのデザインに、リングのグリーンゴールドと優しいペリドットの色の組み合わせがとても素敵なデザインです。
指輪の内側には、ハワイでは「ゲッコー」と呼ばれる家の守り神、幸運を呼ぶ生き物として親しまれているヤモリのイラストを刻まれました。
ゲッコーは、ハワイで様々な神話に登場し、ハワイの家系に代々伝わる先祖の神「アウマクア」の化身とも云われています。
こちらの「アウマクア」は、子孫に困難があると、動物や人の姿で現れ救ってくれるとされています。
“四十九日頃から不思議なこと続き、今まで出たことのないゲッコーが家に出た”という古屋様のお話から、日本のヤモリ(家守り)のように、きっとお母様がゲッコーに身を宿し家を守りに来てくれたのかな…と、実際のお写真をもとに刻印のイラストをお作りさせていただきました。